Flashが自動再生されなくなったので、そこかしこにあるFlashプラグインが悲惨なことになってますが、
久しぶりにこのブログに戻ってまいりました。
さて、表題にもあります通り、セレカがLINEスタンプにデビューを果たしました。
こちらから→
冷音さん家のセレカスタンプ
現在30万を超えるスタンプのひとつとして、この子たちのスタンプが正式に並びました。
もともとは2015年の9月まで遡りますが、
「セレカを使ってLINEスタンプ作ってみたい」というにじかげさんへのわがままから始まったもので、
そこから1年半以上の時間が経過しながらも一緒に完成までこぎつけてくださいました。
全40枚のうち、セレとレカは15枚ずつソロでスタンプを担当しています。
「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」などの挨拶や仕草などをセレとレカで個別に担当しています。
ただし、それだけでは同じようなスタンプが出来上がってしまうので、
セリフや構図の違いで使いどころに幅を持たせられるように工夫しました。
残りの10枚は二人で一緒に担当しています。
壁から覗き込む図は知人からのリクエストを反映したもの。
その他に、maimaiの人気曲に登場するキャラクターの構図を参考にスタンプ用にアレンジしたものや、
二人写ること自体でそのスタンプのメッセージ性を強めています。
さて今回、このスタンプは
cele_croが提示しているキャラクター設定を元に、
にじかげさんが描いたイラストを使ってLINEスタンプとして販売する
という体制で申請し、承認を頂いたことで無事販売されておりますが、
ここに至るまでに実は3回もリジェクト、つまりダメ出しを食らっています。
4回目の申請で無事承認されましたが、それまでの経緯を簡単に書き残しておきます。
●スタンプ画像の準備ができた~申請第1回
に「申請したよ」
セ「ありがとう」
に「『5.2.権利の所在が明確でないもの(例:二次創作など)』に引っかかったっぽくてダメだったよ」
セ「orz」
●申請第2回
セ「コピーライトを【(c)Celeca / Team celekage】で設定しよ」
に「補足事項に『セレさんのオリキャラのスタンプを二人で作ってます(意訳)』って書いとく」
セ「お願いします」
に「『5.4.権利者からの許諾が証明できないもの』が加わった上で引っかかっちゃったよ」
セ「(´・ω・`)」
●申請第3回
に「そんなわけでセレさんのブログのリンクを『作品が確認できるURL』に貼るよ」
セ「一応権利関係をはっきりと書いておいたよ」
に「『5.4.権利者からの許諾が証明できないもの』だけになったけどまた引っかかったよ」
セ「このスタンプに関してはまだどこにも明確な制作情報を書いてなかったよ」
に「メールでやり取りもしてないから困ったよ」
●申請第4回
セ「『LINEクリエイターズスタンプに関する利用許諾書』でにじかげさんの本名宛にセレとレカの許可について書いたよ」
に「ミミズのような字で私の名前宛に許諾を出したことが確認できたから『ファイルの添付』で添付して再申請するよ」
●そこから10日くらい経って
に「審査通って発売されたよ!」
セ「こっちからスタンプ先に送ろうと思ってたら先に送られちゃったじゃん」
に「……」
この度重なるリジェクトで発売が1か月くらいは遅れてしまったので、
こんな感じで権利関係がややこしい場合は注意が必要です。
★★★ Aさんが作ったキャラクターをBさんが描いて発売したい! という場合は
★★★ 以下の二つを守るとよいらしいです。
●Aさんがそのキャラクターの扱いに関する権利をどこかのサイトに明記していて、
そのサイトのリンクを『作品が確認できるURL』に設定している
●AさんがBさんに対して「Aのキャラクター使ってLINEスタンプ作って発売していいよ!」という許諾を、
資料や媒体に残る形で与えており、それを『ファイルの添付』で添付している
<例>
・AさんとBさん間のWEBメールのやりとり
(メールのスクショ、おそらくヘッダ部分まで必要)
・AさんがTwitterでBさんの名前を出してスタンプを発売します、といったことを告知する
(そのツイートのスクショ、URLを同時に写すことを推奨)
・『LINEクリエイターズスタンプに関する利用許諾書』でAさんがBさんに対して許諾を出す
(スキャナで読み込めばOK)

『LINEクリエイターズスタンプに関する利用許諾書』とは、上の『ライセンス証明書はこちら』というやつです。
さて、この記事が未来のスタンプクリエイターに少しでも役立つことを祈ります。
これからもセレカちゃんをよろしくお願い致します。
スポンサーサイト