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< 021:「上から目線」

どうしてそんなところに
さっきからつっ立ってるの
上からの目線だとどうしても
気にしてしまうじゃない

髪に何かついてる?
このカバンがおかしい?
どうせ理由なんて
明かしてくれないけど

お世辞にも見とれるような
容姿ではないよ
どこにでもある服を着て
歩いているだけだから

しかも男の子だ
ファッションのお手本や
服決めの参考にもならない
そもそもそんなこと
外ではしてほしくないけど

ちょっと見回してみれば
高層マンションと住宅が
私を囲んでいる
それなのに道行く人は
私以外にはいなかった

ねえ教えてほしい
私を見下ろす理由を
嫌なところがあるなら
私なりに直すから

そう思って彼に
少しずつ近づいてみたら
急にビル風が私を襲って

目を開けてみたら
いつの間にか彼は
その場所にはいなかった
見下ろすものはなくなった

高いといっても
私の身長くらいの高さ
少なくとも飛び降りる音や
走る音が聞こえるはずなのに
私の耳には入らなかった

誰にも話すことのない
いや話すことができない
私だけの秘密
No.107 | 2011.03.20 Sun. 20:00:00 | Edit this archive | Category - Shout | 0 Comment(s) | 0 Trackback(s)
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