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< 023:「卒業」

盛大な拍手と
厳粛なムードに囲まれた
その式はもう終わった
それでも私は今の現状を
受け止めることができない

ここで何を学んだか
どんな思い出ができたか
改めて思いだそうとしても
できるはずもなく

あの式の時に
隣のクラスの左端に
座っていたあの人は泣いてた
泣くほど大きなものなんて
手に入れることさえ難しいのに

私はというと
ずっと悩みを抱えてた
担任の先生でも
ご立派な教授でも解けない
難しい悩み

いろんなところについた傷や
ほんの一瞬の快楽のために
赤く染められた手首とかは
その悩みと戦った
証拠になりえるだろうか

年齢を重ねるにつれて
難しいことを覚えていくのが
本来の学習だと
ずっと私は思っていたけど
そうでもないみたい

それでも今の私は
やけにすっきりしている
涙は恥ずかしいから流さないけど
どこか嬉しい気持ちも感じられる

その悩みは
本当に打ち砕けただろうか
それに即答できる自信は
まだないけれど

自分から傷つければ
傷つくのは私自身なのに
今の私はどうして
そんなことに気付かなかったの

きっとそれは
悩みという名前をつけて
逃げていたから

これからはもう逃げない
No.110 | 2011.03.23 Wed. 20:00:00 | Edit this archive | Category - Shout | 0 Comment(s) | 0 Trackback(s)
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